書誌情報

集英社文庫

頭の中がカユいんだ

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著者

著:中島らも

あらすじ・概要

何かワケありの僕は、ある日、突然、妻と子を残して家出する。勤める小さな広告代理店に、寝泊まりするようになった僕。TV局員をはじめ、いろんなギョーカイ人たちと、夜に、昼に、昭和最後のヒートアップする大阪を徘徊する日々。次々とトンデモナイ事件が起こる中、現実と妄想の狭間で僕は……。中島らも自身が「ノン・ノンフィクション」と銘うった記念碑的処女作品集。

I 頭の中がカユいんだ
II 東住吉のぶっこわし屋
III 私が一番モテた日
IV ク・ジュ島の夜、聖路加病院の朝