書誌情報

ヤングジャンプコミックスDIGITAL

坂本眞一イノサン画集G

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

著者

著者:坂本眞一

あらすじ・概要

絵の底、生と死の網目に、深く潜る。 18世紀・フランス革命期のパリを「無垢」に生き抜く、血まみれの兄妹を描く『イノサン』『イノサン Rouge』。「すさまじい画力」「これはマンガなのか? 絵画なのか?」と驚嘆される、坂本眞一の作品である。実は彼の絵には、いまだ誰も見たことのない“底”があった。 これまで手のひらにのるコミックスの大きさでしか見られたことがなかった絵には、人物の等身大以上に引き伸ばしてはじめて見えてくるレースや刺繍のディテール、髪や肌や瞳の表現が秘められていたのだ。 坂本眞一は、ペン入れから彩色まで、すべてをデジタルで行う。その豪奢で壮絶な作品の魅力を「リアル」に伝える画集を制作した。広色域・高精細なiPad Proのディスプレイにあわせ、ほぼ全点のカラーイラストレーションを再調整〜加筆。さらに、この絵のディテールまで拡大して見られるよう、超拡大機能「Deep Dive View(ディープ・ダイブ・ビュー)」を開発。絵に潜るかのように、細部までズーム可能とした。 画集は四部構成。 第一部は、その絵の迫力をリアルに伝えるため、デジタル原画を高精度大画面プリント。それをスタジオ撮影した。ライティングとコラージュにより、ダイナミックに絵画の表情が変わっていく。 第二部は、カラーのデジタル原画の色や密度をそのままに、可能な限り忠実に伝える。新開発の「Deep Dive View」で、髪の毛の一本一本、細やかな洋服のディテールの“底”まで潜り、見ることができる。 第三部は、モノクロ描写と、登場人物たちの言葉に迫る。細やかなエッチングの版画のように、繊細かつスピード感のある描写を堪能できる。 第四部は、坂本眞一の作画のプロセスが動画で見られる。iPad Pro×Apple Pencil×Pro Createで坂本眞一がオリジナルイラストレーションを描き下ろした。白い画面にペンが走り、絵が生まれていく様子には、創造のヒントが無数に散りばめられている。