書誌情報

集英社インターナショナル

君はるか 古関裕而と金子の恋

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

試し読み

著者

著:古関正裕

あらすじ・概要

2020年度、連続テレビ小説『エール』で、主人公のモデルとなった国民的作曲家、古関裕而と妻・金子(きんこ)。ふたりは文通のみで恋愛し、ひとたび会った時には、たちまち結婚に至るという、希有な純愛で結ばれた。当初は、オペラ歌手を目指していた金子の、裕而へのさりげないファンレターで始まった文通は、やがて熱烈なラブレターへと変わっていく。手紙による恋愛、結婚という純愛物語は、現代ではもはやおとぎ話。ふたりの愛の往復書簡は、逆に新鮮に心に響くに違いない。なおこの作品は、長男である正裕氏が、父と母が残したラブレターを整理し、丹念に読み解き、10年の月日をかけて、ふたりの熱情と名曲誕生秘話を綴った、珠玉の恋愛小説。身内によって書かれた唯一無二の物語である。「写真で綴る古関裕而・金子略年表」付き。

第一楽章 アダージョ カプリッチオーソ ゆったりと きままに
第二楽章 アンダンテ カンタービレ ゆっくりと 歌うように
第三楽章 アレグロ ドルチェ 速く 甘く
第四楽章 プレスト アパッショナート とても速く 情熱的に
エピローグ
付録 写真で綴る古関裕而・金子略年表