書誌情報

集英社インターナショナル

空間は実在するか(インターナショナル新書)

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試し読み

著者

著:橋元淳一郎

あらすじ・概要

時間の不思議に思考をめぐらせる「時間論」。時間を追究していけば、空間の謎に直面することとなる。私たちが、あってあたりまえだと思っている空間は、本当に実在しているのだろうか? 物理の根本原理にして、時間と空間を同じ次元で扱う相対論。その本質を直角三角形のピタゴラスの定理で咀嚼するなど、予備校のカリスマ講師ならではのシンプルな解説で空間の謎に迫る。この試みは、さらなる時間の不思議や、時間・空間と生命の関係にまで拡がっていく。ポスト時間論としての「空間論」がここに開拓される。

はじめに 空間論事始め
第1章 相対論が分かれば、時空の不思議が分かる
第2章 光速で動けば時間は止まる
第3章 さらに不思議な一般相対論
第4章 空間と時間の哲学的考察
第5章 物質と生命の狭間
第6章 生命と時間の流れ
第7章 物質が空間を作り、生命が時間を創る
おわりに 時間と空間を超えて