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カテゴリーキングAirbnb、Google、Uberは、なぜ世界のトップに立てたのか

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あらすじ・概要

Facebook,Google,Salesfroce.com,Uber,VMware,Netflix,IKEA,Birds Eye,5-hour ENERGYやPixarが共通してやってきたことは?

彼らはみな、製品やサービスの新たなカテゴリーを創造し、発展させ、そして支配し続けてきたのだ。

シリコンバレーのコンサルタント会社「プレイビガー」の3人は、起業家、企業幹部、アドバイザーなどとして活躍してきた中で、様々な成功と失敗を経験し、多くの企業トップにインタビューをして「カテゴリー」というコンセプトに行き着いた。よい製品やサービスを作り出すだけではなく、新しいカテゴリーを打ち立てるとは、どんなことなのか。

カテゴリーキング・かつてのカテゴリーキングの例
◎1999年、セールスフォースはまだサンフランシスコのアパートメントでわずかな数のプログラマーが働く会社に過ぎなかったが、ベニオフ(セールスフォース・ドットコムの設立者でCEO)は市場の整備に着手した。まず、『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙の記者ドン・クラークを招待した。しかし、ベニオフは自分のソリューションを売り込むことに時間を使わなかった。かわりに、問題の存在を主張した。1999年7月21日、クラークの記事が新聞の一面を飾った。「プログラムの終焉 オンラインサービスに変わりつつあるソフトウェアが業界を震撼させる」と見出しのついたその記事が、セールスフォースがもつ製品を欲するように市場を整える第一歩となった。

◎マイクロソフトを経営していたころ、ビル・ゲイツはいくつかの巨大なカテゴリーをみごとにつくりあげた。その代表はパーソナルコンピュータのオペレーティングシステムとオフィス・ソフトウェアスイート。しかし、ゲイツにはつらい時期が続いた。一大カテゴリーを築いた大ヒット作「ウィンドウズ」を超えるものが見つからなかったのである。彼はウィンドウズにぞっこんだった。古い格言に「槌を持てば、すべてが釘に見える」というものがあるが、ゲイツにとってウィンドウズがその槌だった。だからどんな問題もウインドウズを使って解決しようとした。……

【著者紹介】
アル・ラマダン(Al Ramadan), デイブ・ピーターソン(Dave Peterson), クリストファー・ロックヘッド (Christopher Lochhead)
コンサルティング会社「プレイ・ビガー」の共同設立者。各々、起業家、上級役員、アドバイザーなどのキャリアを経て、現在は、クライアント企業にカテゴリーのデザインを指導している。3人ともシリコンバレー在住。

ケビン・メイニー(Kevin Maney)
テクノロジー分野を専門とするベテランのジャーナリストで、「The Two-Second dantage」「Trade-Off」「Maverick and His Machine」など著書多数。ニューヨーク在住。