書誌情報

集英社オレンジ文庫

ゆきうさぎのお品書きあじさい揚げと金平糖

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著者

著者:小湊 悠貴装画:イシヤマアズサ

あらすじ・概要

いつも平和な「ゆきうさぎ」に降りかかる、突然の危機……! !

大樹の前に、母方の叔父である零一が十数年ぶりに現れた。
零一は、若いころに実家を飛び出し、ほとんど音信不通が続いていた人物――。
彼は、自分の母親が亡くなったことを知り、
遺産の遺留分を受け取る権利を主張するためにやって来たのだ。
大樹の手元にそんな大金があるはずもなく、遺留分を支払うには、
土地と建物――つまり「ゆきうさぎ」を売却しなければならない。
途方に暮れる大樹をよそに、零一は連日のように店に来て食事をしていく。
零一の思惑と、目的とは一体……?

一方、碧は教育実習がはじまり、「ゆきうさぎ」でのアルバイトをセーブする時期に。
未来に向けて一歩を踏み出す、二人の関係はどうなる……?

「ゆきうさぎのお品書き」シリーズ、緊迫の第6巻!
でもいつも通り、美味しいお品書きをたんとご用意しております!