書誌情報

集英社文庫(日本)

集英社文庫ヘリテージシリーズ萬葉集釋注 9

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

著者

著者:伊藤 博

あらすじ・概要

新元号「令和」の出典となったことで話題の万葉集。

戦後の万葉研究の第一人者にによる、初めての個人全注釈の文庫版。
隣接諸学との多様な交流の成果も踏まえた、現代万葉学の集大成。
一群の詩の背景、状況をいきいきと語る歌群ごとの釈注。
新鮮な感動を呼び起こす充実した内容。

家持の歌日誌を基に構成される万葉集第二部の開幕。
天平十八年秋、勇躍越中に赴いた家持は、歌友大伴池主たちと、旅人・憶良の筑紫歌壇を彷彿とさせる文学世界を築き上げた。巻十七は天平二十年春の歌まで、巻十八は引き続き天平勝宝二年春の歌までを収める。