書誌情報
集英社オレンジ文庫
ハケン飯友僕と猫のごはん歳時記
著者
あらすじ・概要
失業したて坂井寛生のもとに派遣されてきた「一緒に飯が食える気楽な仲間」は夕ご飯の時は人間の青年の姿をしているが、その正体は神社の猫…!
食いしん坊な「猫」が、ごはんを旨そうにたいらげ、愉快にお喋りをして帰っていく、そんな穏やかでちょっと不思議な無職の日々を送る坂井だったが、
ある出来事をきっかけに親しくなった沖守さんという老婦人の営む小さな茶房「山猫軒」で働くことに。
雇われマスターとして懸命に楽しく働いていた。
そんなある日、「山猫軒」からの帰り道、坂井と猫は体調を崩して道端で蹲る若者に出逢い…?
夏から冬へ、めぐる季節と泣いて笑ってごはんの日々。
肉球と、紅葉と、ブッシュドノエル。
じんわり美味しい幸せを「僕」と「猫」と一緒に。