書誌情報
集英社オレンジ文庫
京都伏見は水神さまのいたはるところ花舞う離宮と風薫る青葉
著者
あらすじ・概要
【ずっといっしょにいたい。ただそれだけなのに…!
京都伏見の神社と酒蔵を舞台にしたあやかし事件簿第5弾…!】
年が新しくなり受験生となるひろは、東京に帰るか京都に残るか悩んでいた。
京都の大学に進学して、祖母の神社の仕事を手伝いたい。
そう思い始めていたが、母は猛反対している。
そして拓己も大学卒業後の進路に悩んでいた。
「清花蔵」を継いで酒造りをするつもりの拓己に、兄・瑞人はとある有名企業の資料を渡してきて。
そんな折、拓己が高校時代所属していた剣道部でマネージャーだったスレンダー美女・昴が拓己を訪ねてくる。
昴は、拓己の彼女だったというのだが…?
それぞれの進路で悩むひろと拓己の前あやかし事件はひきもきらず…桜は散って青葉の眩しい初夏へ。
季節のページがめくられるごとに、2人の想いはいよいよ高まって…!