書誌情報
集英社文庫(日本)
十津川警部 鳴門の愛と死
著者
あらすじ・概要
女優が殺害された時、夫は渦潮撮影のため四国へ──。
アリバイ再捜査に挑む十津川警部! 東京と巡礼の聖地を結ぶ、長編トラベルミステリー。
女優の笠原由紀が東京で殺害される。カメラマンの夫・小笠原が疑われたが、事件当日、鳴門の渦潮を撮影していた。十津川警部は、夫をシロとしたが、捜査は難航。そこへ作家の大下から、犯人は夫だと告発する本が届く。夫のアリバイを証言したお遍路の女性が、借金を返して行方不明になったと書いてあり……。友情と裏切りの罠に翻弄されながらも真相究明に挑む十津川警部の名推理。旅情ミステリー。