書誌情報

集英社文庫

十津川警部 鳴門の愛と死(十津川警部シリーズ)

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試し読み

著者

著:西村京太郎

あらすじ・概要

女優の笠原由紀が東京で殺害された。カメラマンの夫・小笠原徹が疑われたが、事件当日、鳴門の渦潮を撮影していたというアリバイがあり、十津川警部はシロとした。が、捜査は難航。その一年後、作家の大下楠夫から、犯人は夫だと告発する本が届く。小笠原のアリバイを証言したお遍路の女性が、借金を返して行方不明。その女性と一緒に四国八十八カ所を巡礼していた友人も事件後に小笠原がはねて死なせていた。友情と裏切りの罠に翻弄されながらも真相究明に挑む十津川警部。東京と巡礼の聖地を結ぶ、長編トラベルミステリー。

第一章 挑戦状
第二章 金比羅さん
第三章 お遍路
第四章 起訴
第五章 過去の傷口
第六章 逆転
第七章 愛と死の代償