書誌情報

集英社コバルト文庫

炎の蜃気楼8 覇者の魔鏡(後編)

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著者

著:桑原水菜イラストレーター:東城和実

あらすじ・概要

「このひとを鏡の中から解放してほしい」それが、直江(なおえ)の選んだ願いだった。北条氏康(うじやす)の化身した竜が持つ「つつが鏡」に呼応し、魔鏡から高耶(たかや)の魂が放出された。意識を取り戻した高耶は風魔が支配する箱根を脱出し、譲(ゆずる)が〈木縛(こばく)〉されようとしている日光へ向かうのだった。天海僧正(てんかいそうじょう)が徳川幕府守護のために、強力な呪法(じゅほう)を行ったという『関東大三角』をめぐって北条と上杉夜叉衆(やしゃしゅう)の最終決戦が始まった!