書誌情報

集英社文庫

流木焚火の黄金時間 ナマコのからえばり

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著者

著:椎名誠

あらすじ・概要

家庭で粗大ゴミ化したアワレな男たちを引き連れ、日本各地の海岸へ。不眠歴30年、新たに花粉症疑惑が浮上した体も、フシギなことに日光に当たるとすばやく快復、夜は焚火を囲んでの大宴会に。海釣りでカツオ相手に敢然とタタカイを挑み、躍進中国の原動力を考察し、放射能問題に警鐘を鳴らし、たまにいたいけな孫にホラ話を吹き込むシーナ的日常のヨロコビとモヤモヤをつづったシリーズ第7弾。

1 波にゆられて上海へ(ウヨウヨいるもの
超早起き、波濤への想い
かつおぶし讃江
一対二・八の衝撃
波にゆられて上海へ
上海の底力)
2 たとえばシメコロシの木(誰かが見ている
たとえばシメコロシの木
梅雨空小舟流浪作戦
おろかなる妻
アジアンパワー
キンキンでいいのか!
志ん朝さんの黄金時間)
3 夏のおわりの焚き火の前で(我、光合成人間となりて
小さな異次元的旅行
熱帯夜の眠りかた
霧の種差海岸
夏のおわりの焚き火の前で
宇宙夢想で夜が更ける
北海道の東川町で考えた)
4 うどんのお詫び(映画、駅弁、ドロンコ怪物
絶対笑える五本の映画
日本消滅を書いていた
不眠対策の本を読んだら眠れない
あんた知ってるよ
うどんのお詫び
窓辺でクルクル回るモノ)
5 汚されたシルクロード(脈絡もなくスランプだあ
小さいモノの大きい未来
汚されたシルクロード
よもやまばなし
ホスト、ホステス問題
ホームレス顔自慢)
単行本あとがき
文庫版のためのあとがき